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古筆美手習机 12

春の作品


この冬は暖かく春も早くて、奈良のお水取りも寒くならずに彼岸を迎えました。 ホームページの背景画像「ゆき」はもう季節感がなくなっていて、季節の写真を撮りに出かけました。

背景画像「春歌」

春歌



春歌

 海もすっかり霞んでいました。
「古今倭歌集巻第一・春歌上」の「春歌」を五線譜に見たてて気楽に臨書しました。 最後の一画が重たくなったのが残念です。ひとまず背景画像として使うことにしました。

わかなつむ

わかなつむ



わかなつむ

 その時に撮った写真のなかで春らしい風情のものです。

 「きみがため春ののにいでて若菜つむわがころもでに雪はふりつつ」から臨書。テキスト10頁の行尾にあり、「む」がもっと右に書かれています。

ひとひら


ひとひら



ひとひら

 まだ3月21日なのに満開のオオシマザクラです。

 テキストから集字して「ひとひら」と書いてみました。

2002.4.22.

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